Grub の設定がよくわからんかったので自分メモ書きます。
Grub の設定 (menu.lst)
Grub のインストール方法にもよるのかもしれませんが、設定ファイルは /boot/grub/menu.lst です。
menu.lst はルート権限で編集します:
$ sudo mousepad /boot/grub/menu.lst
心配なら編集する前にバックアップをとっておきましょう:
$ cd /boot/grub
$ sudo cp menu.lst menu.lst.old
timeout オプション
menu.lst の先頭付近に書かれています。
キーボード操作がなかった場合の自動起動までの時間を秒で指定します。
8 秒で自動的にデフォルトのエントリを起動:
timeout 8
root オプション
root オプションでは起動パーティションを指定します。
root (hd0,0) <-- 1番目のHDD(hd0)の 1番目のパーティションから起動
root (hd0,1) <-- 1番目のHDD(hd0)の 2番目のパーティションから起動
root (hd0,2) <-- 1番目のHDD(hd0)の 3番目のパーティションから起動
root (hd1,0) <-- 2番目のHDD(hd1)の 1番目のパーティションから起動
root (hd1,1) <-- 2番目のHDD(hd1)の 2番目のパーティションから起動
…
root オプションは、 kernel オプションより前に記述しないと起動しないっぽいです。
参考までに、 HDD インストされた Austrumi を起動するための GRUB 設定:
title Austrumi
root (hd1,1)
kernel /boot/vmlinuz ro root=/dev/hdb2
/dev/hda1 も /dev/sda1 も (hd0, n) と表すようです。
※ 頭文字の h と s は、 IDE 接続か SCSI 接続かの違いなのでしょうか?
kernel オプション
カーネルを指定します。
また、同時に起動オプションやルートディレクトリも指定します。
基本はこんな感じでいいんじゃないでしょうか:
kernel /boot/vmlinuz-2.2.13-33 root=/dev/hda2
initrd オプション
initrd (Initial RAM Disk = 初期 RAM ディスク) オプションでは、Linux ブート時に最初にメモリに読み込む小さな初期ルートファイルシステムのイメージを指定します。
カーネルに読み込まれた initrd は、その後に実際のルートファイルシステム (HDD の Linux パーティションね) をマウントする橋渡しとなります。
多段ロケットの、最初に切り離されるブースターみたいなもんでしょか。
通常 /boot/initrd-xxx.img という名前のファイルが初期 RAM ディスクだそうです。
HDD インストールされた Linux の場合は、実際のルートファイルシステムがマウントされたら initrd はアンマウントされメモリも解放されます。
ライブ CD や組み込み OS ? などの場合は、 initrd がそのまま実際のルートファイルシステムになるそうです。
詳しいことはこちら:
IBM - Linux 初期 RAM ディスク (initrd) の概要
http://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-initrd/index.html
↑ initrd は自分で作ることもできるようです。
initrd 、こんな風に書きます(というか Ecolinux では自動的に設定されますが):
title Ecolinux 1.8 kernel 2.6.22-14-generic
root (hd0,1)
kernel /boot/vmlinuz-2.6.22-14-generic root= ... (中略)
initrd /boot/initrd.img-2.6.22-14-generic
DSL の HDD インストール時にこのオプションに悩まされました。
DSL の場合、ライブ CD 起動の際は、
initrd /boot/minirt24.gz
のように初期 RAM ディスクイメージを指定する必要がありますが、 HDD インストールしてしまうと、 /boot/minirt24.gz が存在しないようですし、必要なさそうなので initrd の一行を削除またはコメントアウトします。
( initrd を指定するとエラーになり DSL が起動できません。私の知識不足かもしれませんが)
default オプション
Grub の先頭に書かれる「 default 0 」は、上から1番目の OS (エントリ)を Grub 起動時のデフォルトに設定するオプションです。
一番最初のエントリが 0 、2番目のエントリは 1 、3番目なら 2 となります。
次の例では、2番目のエントリである Windows98SE がデフォルトになります:
default 1 <-- 2番目のエントリをデフォルトに
(中略)
title Ubuntu 8.04 <-- 1番目のエントリ
root (hd0,1)
kernel /boot/vmlinuz-2.6.22-14-generic root=...(省略)
initrd /boot/initrd.img-2.6.22-14-generic
title Windows98SE <-- 2番目のエントリ。デフォルトになる
root (hd0,0)
makeactive
chainloader +1
savedefault
※↓以下かなりいいかげんなメモです。めんどくさくて試してませんし。
また、「 default saved 」 のように指定すると、最後に起動した OS を次回 Grub 起動時のデフォルトにします。
これは「 savedefault 」オプションのある OS に対してのみ有効となります。
こんな感じで書きます:
default saved
(中略)
title Windows98SE
root (hd0,0)
makeactive
chainloader +1
savedefault
参考リンク
KNOPPIX 実験室
http://www.h2.dion.ne.jp/~miyawaki/knoppix/bootopt.html
で、fluxboxでxfceみたいに影つけれるみたいなので紹介。ブログにも一応書きましたが・・・
1,$ sudo apt-get install xcompmgr
2,startupファイルに
xcompmgr &
を追加。
これだけです。フェード効果もコマンドいじればつけれますよ。
fluxbox に影欲しかったんですよ~^-^
compize? とかだと重いし。
ちょっと今忙しいんで、時間ある時にやってみます☆
ところで、takaさんのブログのURLって教えていただけます?